ダルビッシュを引きずりおろして武田久から点をもぎとってのドロー。昨日の圧勝と併せて上出来の上でしょう。
本日も荻野貴司のすばらしさが際立ってました。全打点を叩き出した金泰均もよかった。延長でしびれるピッチングを見せてくれた藪田安彦はほんとにすばらしかった。と、新戦力が目立ったゲームでした。

今日は、11回の裏、西岡剛を一塁に置いて、荻野のバント小飛球の場面。百戦錬磨の木田優夫がバウンドさせた上で、ファースト送球し荻野を刺殺。一塁にもどった西岡がそのまま刺されたプレー。その後、西岡が倒れこんでタンカで運ばれたため騒然としましたが、木田投手の「経験・野球頭」に感服しました。

ちょうど、昨年の本拠2戦目の西武戦と記憶しますが、似たような場面がありました。記憶の範囲ですが、9回か延長の裏。ピッチャーはグラマン。フォアボールと盗塁、暴投でノーアウト3塁になり、西武ベンチは2人歩かせ塁を埋めて里崎智也を迎えました。
里崎はジャストミートしてセカンドへ強烈なライナー。これが運悪く前進守備の片岡易之にほぼ正面でキャッチされ1アウト満塁。続く大松尚逸の浅いライト前の飛球で3塁ランナーの早坂圭介が快足を飛ばしてサヨナラ。
もし、片岡が、ライナーを叩き落としてバックホームしていたら? おそらくホームゲッツーで2アウト2、3塁になり大松かと。
きょうの木田と昨年の片岡のプレー。「経験・野球頭」というものの大切さを実感しました。

ちなみに本日も、寒く、スタンドの入りもかなり寂しいものでした。明日は予想気温も低いし、ちょっと・・・。