本日ファン感謝デーとのことで久しぶりに千葉マリンに行ってきました。ほぼ全席開放されてましたので、ぐるっと一周しました。いや、ほんとにいいスタジアムです。
イベントは昨年の、なにがなんでも選手に触れて帰ってもらおうという大から小まで入り交ざった企画から、シンプルなものになり、「究極の草野球」と銘打った紅白戦主体に変更。ファン投票で選ばれた西岡剛今江敏晃が先発としてマウンドにあがってました。
そんななかでも発見できることはあるわけで、小林宏之の天才的なバッティングセンスとか、南竜介の球界屈指の強肩に裏打ちされた剛球とか、軽々とフェンス直撃弾を放った成瀬善久のパワーとか。
大きな発見がふたつあって、ひとつは、清原和博が若いころにオールスターのホームラン競争で、サク越えを連発して落合博満にライトに打てとそそのかされてた画をご記憶の方もおられるかと。あれが、天性のアーティストのバッティングで、自然にバットが出ればアーチがかかる。今年引退した江藤智もそのひとりだと聞いたことがあります。もしかしたら、ですが、大松尚逸もその系譜に連なるかもしれない、と感じた、お遊びで軽くミートした打球のサク越えがありました。
もうひとつは、以前に書いた根元俊一イップス。この草野球のマウンドからもまともにストライクが通せないぐらい深刻です。

横浜ベイスターズ関係者の承諾を得たとのことで、移籍が決まった清水直行もユニホーム姿で来場。千葉ロッテのユニホーム姿での最後の挨拶がありました。草野球で最後にマウンドにもあがり、処遇はさておき、われわれファンの前ではいくらかすっきりとしたかたちで千葉から横浜へ、移ることになりました。自ら去ることになる橋本将の姿はさすがにありませんでしたが、横浜での活躍を期待したいです。

早く来年の開幕にならないかなあ。