成瀬善久がほんとにすばらしかった。ほんとうにすばらしかった。
いつもの連れ合いと気にしておりましたが、阿部真宏選手以外の先発全員を含め12奪三振2安打完封。わたしが到着した4回からは、一輝選手のツーベース一本のみ。それもノーヒットノーランが懸かっていたらレフト角中勝也が責められてもおかしくないぐらいの当たり。
6点の取り方も非常に効率よく、5回からカーブかチェンジアップとおもわれる岸田護投手のブレーキの効いた変化球を左打者が狙い打ってヒットを集めました。とくに6回の大松尚逸、橋本将の連打から暴投・フォアボールをはさみ、今江敏晃ポテンヒット角中勝也の押し出し、早坂圭介西岡剛の犠牲フライでの4者連続打点は強いチームの点の取り方そのものでした。

6回の攻勢を止めることができませんでしたが、オリックスの岸田投手は非常にキレているように見え、テンポのいい好ゲームを作ってくれました。ベンチが替え時を失した感があり、そこと、後半の消化試合の休憩モードに入ったような交替を後半は繰り返していたことが残念だったところ。
岸田投手をはじめ平野佳寿投手、金子千尋投手、小松聖投手、近藤一樹投手、山本省吾投手。ようやく、それぞれの特徴も含め認識できるようになった昨期2位の原動力である好投手たちとの対戦が来年以降もとても楽しみです。
後藤光尊選手が戻ってきてもフェルナンデス選手やアレックス・カブレラ選手、日高剛選手、大引啓次選手を欠く野手陣には多くは望めないのか、レフトスタンドは非常に寂しい入り。坂口智隆選手などイチロー選手以来のお客さんを呼べる素材だとおもいますが・・・。

千葉マリーンズにとっては、ボビー・バレンタイン監督を擁して最後の幕張週末開催となります。勢いにまかせて、明日など子どもの運動会なのに3つとも観戦します。
明日は清水直行と平野投手の予告。残念がってなんていませんとも。ええ、唐川、小野で今年のマリンスタジアムをしめくくりたかったなんて勝手なファンの言い分にすぎませんとも。がんばれ、エース清水