きょうは、鎌ヶ谷にいってきました。春に一度行ってますので2度目ですが、じつは自宅からいちばん近いプロの試合が見れる野球場がここです。
春に見たときは、マリンで一軍のOP戦が流れた翌日だったので一軍選手も多数出場して唐川が投げた、たいへんラッキーな試合でした。

今日も一軍での実績がある、根元俊一竹原直隆、ゲイリー・バーナムJrがメンバーに名を連ねてました。
先発は手嶌智。ストレートに力のあるピッチャーなのはよくわかりましたが、なにせストライクゾーンに収まらない。いわゆる「置きに行った」ボールを痛打される厳しい内容。4回途中で交替。続いて登場したのはドラフト1位の木村雄太。どこかで聞いたとおり、長身でステップ幅を小さくとる、ランディ・ジョンソンのようなフォームからスクリューか、シンカーか、チェンジアップか、なんとも判断しかねるボールが有効でした。が、ボールに力があまりないな、というかんじ。7回までで交替。最後は橋本健太郎。ゆったりとしたフォームから重量感のあるストレートは威力バツグン。変化球のコントロールが定まってませんでしたが、あのストレートは二軍レベルではないですね。きょう見たピッチャーで一軍での可能性を問うなら橋本健太郎で満場一致かと。
打つほうは、日本ハム矢貫俊之投手に2安打完投を許しました。そんなにスピードもコントロールもよくは見えませんでしたが、スプリット系と思われるボールに内野ゴロを量産。日本ハムの内野陣は一軍同様非常に堅かったです。注目していた根元、竹原とも一軍復帰には遠い状態かなあ。
わたしは去年からなので、その活躍は知らないのですが、復帰が待望されている青野毅は2本のうち1本のヒットをライトに飛ばしました。もう一本は神戸拓光の特大ホームラン。あと、待望論を聞くことの多いムニスはちょっと振りが大きすぎます。

本日の敗戦でファームの優勝は遠のいたそうですが、相手ピッチャーが良かったのでしょうがないかな、と。

鎌ヶ谷について。Wikipediaの当該ページにもあるとおり、東京ドームそっくりな矩形のグラウンドで、外野天然芝の具合もいい球場です。観覧席は30段程度のりっぱなもの。また、「KAMAGAYA」の独自の応援ユニホームと応援団らしきものもあり、札幌とは違う拠点づくりに成功しているように見えました。
地元限定といえる場所ですが、ターミナルの西船橋駅から直通バスがありますので、千葉のマリーンズファンはきょうのように一軍が遠征のときには観戦に訪れても楽しめるとおもいます。
ちなみに入場料は1000円で、今日のように内野観覧席が満席のときは外野の芝生スペースが開放されます。