ちょっとした所用が「1」、マリーンズファンクラブTEAM26のビジター応援デー「2」、とっさの思いつき「7」の弾丸遠征を昨日敢行しました。
スケジュールは朝4時半起床、5時出発で四日市と宝塚の渋滞を経てスカイマークスタジアムに12時到着。試合が終わり、所用を済ませ、先ほど帰宅した、24時間の弾丸遠征に満ち足りております。
「日本一」と名高いスカイマークスタジアム。それはそれはすばらしいスタジアムでした。ほんとにすばらしい。
1990年前後の建築ということで、外野以外のスタンドが二階になっている3/4二階構造を含め千葉マリンスタジアムと似通った点が非常に多かったのも事実です。そういえば、東京ドームも同時期建築で3/4二階構造ですね。
客席の構成や、造りは西武ドームと似た広く、ゆとりのあるものでざっと見た限り、死角がほぼなく、フェンスが低いので視点も臨場感がありました。

オリックスは、後藤光尊選手に続いて大引啓次選手まで長期欠場の苦しい構成で、中軸3名頼み。その中軸が前日の清水直行のように一本調子ではこない唐川だとかなり有利かとおもってました。フタをあけてみても、中軸はカブレラ選手のイッパツ以外はほぼ完封してましたし、とくに坂口智隆選手がブレーキになっていたので千葉視点ではかなり助かりました。

しかしながらゲームはあきらかに不調の平野佳寿投手を捕らえきれず、控えめなリードを8回のセットアップの段階でつめられ、9回の抑えの段階で追いつかれるという千葉視点では最悪の展開。唐川の好投、またしても報われず。。。 千葉のブルペンを見ていて、始動の遅さが気になります。先日の西武ドームと同様にスカイマークブルペンがみえる構造になってますが、相手のブルペン陣に比べ遅い。結果論、最後に締めた荻野忠寛は、最初に伊藤義弘とともに始動開始し、内竜也シコースキーが登板した後に、充分に投げてから登板してました。
伊藤義弘など、ブルペンでも明らかに球がブレてましたし、スライダーなんかストライクゾーンにほとんど通ってませんでした。。。

延長10回表に見事にとどめを刺したかに見えましたが、その裏、オリックス下山真二選手のツーランホームランで追い上げるなどなど、常に、先攻が逃げ、後攻が追い上げるお互いの役目を果たした好ゲームを満喫できました。

また、本日は内野自由席で、外野よりのところにおり、幸か不幸かマリーンズ応援団とフェンスをはさんだすぐそばにおりまして、その迫力をみることができました。「バンデーラ」というらしいですが、いつもマリーンズ応援席に見ることができる黒とグレーの長い布が「どのように」使われているかを見て、あの近辺が危険地帯たる理由がよくわかりました。大阪ドームとか横浜スタジアムとか、傾斜のきついスタンドであれをやったら死人がでてもおかしくないような・・・。しかし、結束力やゲームの楽しみ方において、他と一線を画すとかんがえられて当然だとおもいます。
スネアドラムの方もすごかったなあ。。。 井口の応援歌や、得点時の「エリーゼ」のとき死にそうな顔になってましたが、32ビートの連発を大音量で見事にこなされてました。ほんとに感心しました。

10回、決勝タイムリーツーベースが出て、ピークに達しておかしくないところ、さらに塀内久雄の打席でチャンステーマを続けてツーランホームランにレフトスタンドは狂喜乱舞。近辺に塀内Tシャツを着た方がおられましたが、うれしかったろうなあ。わたしもヒーローインタビューが福浦和也で「福浦なにかしたっけ?」とおもうぐらいこのゲームでの塀内の打棒は冴えに冴えてました。

スカイマークスタジアムのすばらしさも手伝って、これまでに見たゲームのなかで最高に楽しかったゲームのひとつとなりました。